紫ウコン

日本でのウコンブームは、健康食材を紹介する人気テレビ番組がきっかけだったかも知れません。
そこでダイエット効果があると紹介されたのが紫ウコンです。
肝臓機能の向上により、体内の老廃物を排出するデトックス機能が高まって、血管が強くなり、血液がキレイになる効果をふまえてのダイエット効果であれば、クルクミンの豊富なターメリックの方が効果が高いように思われますが、ガジュツの持つその他の精油成分によってもたらされる、胆汁の分泌促進から来る消化促進を指しててのものだったのかも知れません。
この胆汁分泌促進効果と殺菌作用については、春ウコン、秋ウコンより強いという特徴を持っているのが紫ウコンです。
断面はその名の通り、青みかがった紫色をしており、偽茎も紫色です。
和名はガジュツで、英語名は是ゼドアリー(Zedoary)、学名はC. zedoaria Roscoe(C.はクルクマCurcumaの略)です。
原産地はインド、インドネシア、マレーシアなどで、東南アジア料理ではこの紫ウコンの乾燥チップがよく利用されています。
料理に使うときにはドライジンジャーと同じような利用のされ方をしていますが、ショウガよりは強い苦みがあります。
そのスパイシーな香りは、高価な香料である麝香にも似ているため、インドなどでは古くから香水の原料としても使われていたと言います。
健康食材としては錠剤より粉末の方が効果が高いと言われますが、かなりの苦みと辛み、強い刺激かがあるため、粉末を服用する際には、苦みの苦手な人には一工夫が一工夫となるでしょう。
ダイエット効果を狙うより、強い殺菌作用による吹き出物やニキビに対する効果が高いようです。
そのほか、紫ウコンのもたらす効果として知られているのは、高血圧や糖尿病、肩こりや便秘、関節炎といった、デトックス効果が大いに症状改善に関わる疾患の他、パーキンソン病や動脈硬化、ガン予防などにも効果があるのではと注目を集めています。
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