ウコンの肥料

ウコンには根茎を太らせるための肥料を与えてやるのが理想的ですが、植物に与える肥料とは、リン酸、カリウム、チッソの3台要素です。
この三つの働きは、チッソは葉や茎を大きく、しっかりとさせるために、リン酸は花を大きく立派に色つきよくさせるために、カリウムは根をしっかり張らせるために施すものです。
この三つの要素をそれぞれ、いろいろな植物の特徴に合わせたかたち、望む状態に持ってゆきたい形で配合してやるわけですが、例えば観賞用の花をつける植物、とくにバラのような花を立派に育てたいものについては、リン酸を多めに施し、また根っこを立派にしてやりたい根菜などにはカリウムを欠かさないようにしてやるわけです。
さらにこられに各種のミネラル、主にマグネシウムなどや微量元素が加わったものが肥料となるわけですが、さてウコンの場合、最も適している肥料とは何かと調べてみたところ、国産ウコンの名産地として知られている屋久島や種子島では、特にチッソ肥料などは使わずに、カルシウム補強剤、土壌改良材としてよく使われている貝化石肥料を使うことが多いようです。
これにより、身の締まった健康的なウコンが育つと言われていますが、と言うことはつまり、ウコンにはかなりアルカリ度の高い土壌が適している、と言うことになるでしょう。
他のハーブの多くがそうであるように、ウコンも多肥は好まないのだとも言えるかも知れません。
通常、ハーブ類の多くは、肥料を与えすぎると香りが薄くなったり、味が落ちてしまうことが知られています。
せっかく自分で育てるのだから、化学肥料などは使わず有機栽培で安心なウコンを作りたい、と考えているのであれば、植え付けのための土壌にはできるだけ堆肥や腐葉土と言った有機物を大量にほどこし、ホタテの貝殻などでできている貝化石や草木灰などを用いると良いかも知れません。
チッソ分を補いたいという場合は、有機肥料のボカシ肥などを元肥にしてやれば、元気なウコンに育ってくれるはずです。
またやはり暑い国からきたウコンですから、肥料と同じかそれ以上に日照が大切なようです。
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